| 食 |
マルコポーロが中国で知った氷菓をイタリアに持ち帰ったものが始まりだともいわれる。 |
最も強い酒といわれ、かつてはアルコール分90度に及ぶものもあったという。 |
ビールの蒸留酒。 |
葡萄から作られる透明な酒。 |
vodka は「水」を意味する voda の縮小辞形。14世紀頃にロシアで 作られた。 |
フランス語の anguille、イタリア語の anguilla、 スペイン語の anguila などは、ラテン語で「蛇」を意味する anguis に由来する。 |
『最後の晩餐』の絵にオレンジが描かれているのは時代錯誤。オレンジはキリストの死の約1,000年後に、中国から 地中海沿岸に種子と栽培法が伝えられた。 |
日本人は先史時代から食べていたといわれ、平城京ではニギメやアラメなどを売る店やトコロテンを食べさせる店が あり、また戦国の武将たちは昆布、ワカメ、アラメ、カジキ、ヒジキなどを城壁に 練り込んで非常用食糧とした。 |
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古代ギリシャでは性的興奮剤であると考えられ、姦通の現場で男が捕らえられると、 その罰として尻に赤蕪を詰め込み、熱い灰を頭からふりかけ、さらに陰毛をむしり取るのが当時の習わしであった。 |
ナポレオンが戦争のため食料保存法を賞金つきで募集した際、アペールによって発明されたもの。 ただし、これはガラス瓶詰めの密閉法で、ブリキ缶を使ったものが発明されたのは1810年のイギリス。 |
カナディアン・エスキモーの食べ物で、 アパリアスというウミツバメを、アザラシの腹のなかで2〜3年発酵させた保存食。 |
古代ギリシャやローマでは殆ど飲まれなかったらしく、ローマの著述家ウァローの『農耕書』によると、最も栄養の
ある乳は羊と山羊のもので、整腸によいのは馬、驢馬、牛、山羊の順であるといい、ホメロスの著作でも、羊の乳に
水と何らかの甘みを加えて飲んでいたという記述が見られる。しかしインドでは牛乳がヴェータ時代から親しまれて
きた。 |
昔から干物の製造が盛んであった伊豆諸島では、幕府への年貢として食塩を納めていた。 しかし、その厳しい取り立てにより干物に用いる塩が不足したため、同じ塩汁を何度も繰り返して使うようになった。 |
トルコ語起源の言葉。 |
トルコ語起源の語で、英語 coffee はイタリア語を
通じてできたもの。 |
インド原産の低木で、アレクサンドロス大王の 東征によってヨーロッパにもたらされたといわれる。 |
英語 flour は flower と同一起源の言葉で、本来はフランス語で 「(小麦粉の)花」を意味する fleur (de farine)に由来する。 |
かつての通産省四国工業技術試験所では、昆布の繊維(アルギン酸)でスピーカーの コーン紙を作った。従来のパルプのものより振動に対する抵抗が少なく音響 特性もよいといわれる。 |
前74年、ローマの将軍ルクルスが、黒海沿岸にある町ケラスス(「赤い実」の意。現在のギレスン)特産の赤い実を ローマに持ち帰って栽培するようになって以来、ローマではケラシアと呼ばれるようになり、それがフランス語で スリーズ、ノルマン系仏語ではシェリーズとなり、英語の cherry ができた。 |
化学的にいうとエチルアルコール。酵母菌が、発酵という手段で糖を分解することによって作り出す。 |
ヨーロッパ人は、十字軍の時代にアラビア人から教わるまでその存在を知らなかった。 |
1880年代、米国中西部の町で、日曜日にアイスクリームソーダを売ってはいけないとの条例が作られた。ある喫茶 店主は困ってアイスクリームにシロップをかけたものを売り、それがサンデーソーダの愛称で呼ばれるようになった。 |
ヘブライ語で「酒」を意味する sekhar がギリシャ語に 借用されて sikera となり、ラテン語の sicera を経てフランス語の cidre になったもの。 |
スリランカに自生する木の樹皮から採られる。 |
鰊を乳酸菌で発酵させたスウェーデンの缶詰。 |
英語 vinegar は「ワイン」を表す vin と「酸っぱい」を意味する aigre の合成語。 |
エジプト神話では、セトが イシスを追いかけながら雄牛に変身した際、欲求不満が昂じて精液を 地面にまき散らした場所から生えたとされる。 |
かつて二酸化炭素は、ソーダ(炭酸ナトリウム)に 酸を作用させて作られたため、二酸化炭素を水に溶かしただけのものがソーダ水と呼ばれるようになり、一時は壊血病の 薬としても用いられた。 |
古代ギリシャでは、間男に対して大根を尻の穴に押し込むという刑罰が行われた。またローマでもカトゥルスの 『歌集』に同様の罰が見られる。 |
古代ギリシャやローマで、その汁液は耳の治療薬とされた。またエジプトにおいては ミイラを作る際に用いられ、耳の中だけでなく胸部や骨盤などにも入れられた。 |
フランス語の fromage やイタリア語の formaggio は、ラテン語で「形」を表す forma の形容詞で「形をとった、 型作りの」を意味する formaticus に由来する。 |
原料のチクルは、グァテマラやメキシコに自生するサポジラの木の幹を傷つけて得られる 白い液から採られる。 |
ココアと同様、悪魔の誘惑だと信じられていた時代があった。18世紀頃の中米への移民は、村によっては60歳以下の 者は口にしてはならず、教会から破門される場合もあった。 |
ブタの性フェロモンは雄ブタの唾液に含まれており、雌ブタはこのステロイドの匂いを嗅ぐと興奮する。トリュフ
には、これと同じステロイドがブタの唾液よりも高濃度で含まれている。つまり、トリュフを探すために使われる
ブタは雌でなくてはならない。 |
日本の梨は英語で sand pear と呼ばれる。長十郎が持つ砂のようにザラザラした舌触りから名づけられた。 |
1893年、神奈川県川崎大師河原にあった当麻長十郎氏の梨園で偶然発見された。 |
1888年、松戸の篤農家がゴミ溜めの中に発見した芽生えを育てたもので、突然変異により従来のものに較べて青白く
水分が多く、また甘い品種ができ、来るべき新世紀に因んでこう名づけられた。なお、原木は1935年に天然記念物に
指定されたが、空襲で消失した。 |
英語 meat のもとの古英語 met はもともと「食物」の意。 |
古代ローマでは最も一般的かつ最も愛好され、プリニウスは50通りの味わい方があると述べている。 |
ギリシャ語の bouturon に由来し、これは「牛」を表す bou- と「チーズ」の
意の turos の合成語。 |
プリニウスは、バラの油と一緒に耳に垂らせば、蚤の卵や頭についた寄生虫を 殺すことができると述べている。 |
プリニウスによれば、蜂蜜にその2倍の水を加えて作られたという。その水は5年ほど貯めた 雨水や、降った雨をすぐに沸かしたものを用い、蜂蜜と混ぜてから土用の 暑い頃に40日ほど陽に当て発酵させたらしい。 |
英語 fermentation の語源であるラテン語 fermenrtum の fer- は「沸かす」を
意味する ferveo に由来する。 |
メキシコ原産で、アステカ人はチョコレート飲料に香りをつけるために用い、モクテスマ 王はそれをエルナン・コルテスにふるまったという。 |
ドイツのババリアが語源だが、もともとは古代ギリシャ人がアフリカ 人をバルバロイ(野蛮人)と呼んだことをローマ人が模倣し、ガリア人のことをこう呼んだ。 |
シュメールで作られていたものの原料は大麦とエンマ麦で、銘柄が16種類あった。なお、現在のビールの原料は
二条大麦(ビール麦)。 |
「二度」を意味する bis と「焼かれたもの」を表す cuit の合成語。 |
インド料理のダルに使われるヒヨコ豆は学名キケル・アリエティヌムといい、マメ科ヒヨコ豆属であるが、 野生・栽培種にかかわらず毒性アミノ酸が含まれるレンリソウ属(マメ科) にも同名のヒヨコ豆があり、学名をラティルス・サティバという。 |
「太った肝臓」の意。 |
16世紀頃から使われるようになり、ナイフと揃って用意されるようになったのは17世紀のこと。 |
小さな種なしの葡萄が currant と呼ばれるのは、それが有名な産物の1つであったギリシャのコリントスに由来する。 |
重曹に酸を混ぜたもので、湿らないよう澱粉を加えてある。 |
かつてはアオイ科植物のビロードアオイ marshmallow の根に含まれる粘りを利用して作られたためにこう呼ばれる が、現在はその代わりにゼラチンが使われる。 |
中国には、前2世紀末に前漢の武帝の使者として西域に遠征した張騫により、葡萄の木と共にもたらされた。 |
| 文献 | ||
| 冒険する鼻 | 小泉武夫 | 三一書房 |
| 毒草を食べてみた | 植松 黎 | 文春新書 |
| ことばの生活誌 | 風間喜代三 | 平凡社 |
| ことばの身体誌 | 風間喜代三 | 平凡社 |
| 英語発達小史 | H. ブラッドリ | 岩波文庫 |
| エピソード科学史 | サトクリッフ | 現代教養文庫 |
| ポケットサイエンス | A.レオクム | 現代教養文庫 |
| 生物の雑学事典 | 大宮信光 | 日本実業出版社 |
| 生物たちの不思議な物語 | 深海 浩 | 化学同人 |
| ヒポクラテス全集 | ヒポクラテス | エンタプライズ |
| 惑星へ | C. セーガン | 朝日文庫 |
| 世界の歴史2 古代オリエント | 河出文庫 | |
| 地名の世界地図 | 21世紀研究会編 | 文春新書 |
| 雑学コレクション | I. アシモフ | 新潮文庫 |